【新品未使用品】MDR-DS7500 デジタルサラウンドヘッドホンシステム SONY ソニー 7.1ch 工場 HDMI対応 3D対応 VPT ブラビアリンクに対応 ARC

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商品情報

新品未使用品ですが、動作確認のために開封はしております。初期動作不良以外返品になります。基本的にはノークレーム・ノーリターンである事を了承のうえ入札願います。

MDR-DS7500
ブランド:SONY
構造:密閉型
装着方式:両耳、左右一体型
イヤホン、ヘッドホンタイプ:ヘッドバンド型
色:ブラック系
イヤホン、ヘッドホン機能:音質調整 自動電源ON機能 自動電源OFF機能 サラウンド リモコン
低音域周波数(Hz):5.0Hz
高音域周波数(kHz):25.0kHz
ワイヤレス/有線接続:ワイヤレス
駆動方式:ダイナミック型
インピーダンス(Ω):24
Ωドライバサイズ(mm):50.0mm
ワイヤレス規格:2.4GHz帯無線
充電時間:3.0時間
重量(g):325.0g

高さ方向と奥行き方向の音場を実現した3D対応7.1chデジタルサラウンドヘッドホン

7.1chサラウンドを複数人数で楽しめる増設用ワイヤレスステレオヘッドホン

主な仕様
機能表
ヘッドホン部 *1
型式密閉ダイナミック型
ドライバーユニット50mm
再生周波数帯域5-25,000Hz
インピーダンス24 Ω(1KHz)
質量 *2約325g
ヘッドホン部(その他)
電源内蔵リチウムイオン充電池
電池持続時間18時間
プロセッサ/トランスミッタ
到達距離最大約30m
エフェクトモードOFF/シネマ/ゲーム/ボイス(ステレオ)
デコーダーDolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital, Dolby Pro Logic IIx, DTS-HD Master Audio, DTS-HD High Resolution Audio, DTS 96/24, DTS-ES, DTS, DTS Neo:6, MPEG-2 AAC, LPCM 2ch/5.1ch/7.1ch, Dolby Pro Logic IIz
出力端子HDMI×1, 光角型×1
入力端子HDMI×3, 光角型×1, ステレオピンジャック×1
電源DC12V
大きさ(幅×高さ×奥行)約252×36×159mm
質量約480g
付属品
ACアダプター●ACパワーアダプター×2
接続ケーブル●光デジタル接続ケーブル
* *1レシーバーのある製品はレシーバー部を含みます
* *2コードは含みません

商品の特長

3D対応
新開発3D VPT(Virtualphones Technology)により従来の水平配置の7.1ch音場だけでなく、高さ/奥行き方向の音場を実現。3D映像と合わせて映画など大迫力のコンテンツを楽しめます。

VPT(Virtualphones Technology)
映画館のような臨場感あふれるサラウンド音声を、ヘッドホンなどで手軽に楽しめるソニー独自のバーチャルサラウンド技術です。

デュアルDSPプロセッサー
DS7100で採用しているDSPを2セット使用することで、2倍の演算処理が可能となり、水平配置の7.1ch音場だけでなく、高さ方向と奥行き方向の音場を実現しました。

Dolby Prologic IIz対応
Dolby Prologic IIzに対応し、通常の2ch、5.1chソースも、高さ方向を含む7.1chとして再現可能です。

HDMI対応
高音質で楽しめるHD音声フォーマットに対応
最大192kHz、24bit、非圧縮という、従来のDVDの約6倍以上の情報量を持つ高品位なソースにも対応。プロセッサーにHDMIの入力を3系統装備。ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤー、ゲーム機、衛星放送チューナー、ケーブルテレビチューナー等、最大3つの機器と接続しさまざまなコンテンツを高音質で楽しめます。


ブラビアリンクに対応

オーディオリターンチャンネル(ARC)
オーディオリターンチャンネル(ARC)に対応したテレビと本機プロセッサーをHDMIケーブルでつなぐと、テレビのデジタル音声信号が本機に転送されます。従来必要であった光デジタルケーブルを接続することなく、HDMIケーブル1本でテレビの音声を本機で楽しめます。

* ※ HDMIケーブルは別売です。ご購入の際は3D対応のHigh Speed HDMIケーブルをおススメします
多彩なエフェクトを搭載
「新」シネマモード
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)の協力のもと、その音質で定評のある映画製作用ダビングシアターの測定データを解析、ソニー独自のVPTとの組み合わせによる”理想的な映画館の音場”を再現しました。
ゲームモード
マルチチャンネルサラウンドのゲームを臨場感たっぷりに再生する「ゲームモード」を搭載。株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントのサウンドデザイナー監修の正確な音場を実現します。
ボイスモード
2chステレオ環境下で人の声を聞き取りやすくします。
高級感のある皮張りハウジングと高伸縮イヤークッション
3Dメガネ対応
ラグジュアリーで高品位な質感と快適な装着感を両立。3Dメガネ装着時にも低反撥イヤークッションが凹凸を包み込むように追従。低音を逃さず、臨場感のある音を再現します。

拡大

フリーアジャスト機構、オートパワーオン/オフ
調節不要のフリーアジャスト機構とヘッドホンを頭にかけるだけで自動的に電源が入り、はずすと自動的に電源が切れる、オートパワーオン/オフ機能。手に取ってすぐに聞く体制になるスマートなヘッドホンです。

ヘッドホンにリモコン機能を搭載
ヘッドホンのハウジング部の操作部からセンターレベル/サブウーファーレベル調整、プロセッサーの電源操作、音場操作などの操作ができます。赤外線信号とは異なる無線信号を利用することで、離れた場所からでも、障害物があってもプロセッサーをコントロールすることが可能です。

コンプレッション機能
映画やクラシック音楽、ゲーム等のダイナミックレンジの広い音声信号を聞きやすくするコンプレッション機能を搭載しました。

多彩なフォーマットに対応
対応メディアフォーマット
Dolby TrueHDDolby Digital PlusDolby DigitalDolby Pro Logic IIz(*)Dolby Pro Logic IIxDTS-HD Master AudioDTS-HD High ResolutionAudioDTS 96/24DTS-ESDTSDTS Neo:6MPEG-2 AACリニアPCM 5.1ch/7.1ch
* * Dolby Pro Logic IIz機能は、ヘッドホンからのバーチャル再生にのみ対応しています
2.4GHz帯無線伝送式ヘッドホン
障害物を気にすることなく使用が可能なデジタル無線伝送方式ワイヤレスヘッドホン。非圧縮伝送により劣化の少ない音質を実現します。

* ※ 到達距離最大約30m
リアルタイムチャンネルセレクション
他の2.4GHz帯使用機器との干渉を防ぐ「リアルタイムチャンネルセレクション」を搭載。妨害電波を確認すると、自動で空きチャネルへと移動。音声が途切れることなく楽しめます。

最大約18時間連続使用が可能
約3時間のフル充電で 約18時間、約30分の急速充電で約3時間の連続使用が可能です。
* ※ 周囲の温度や使用状態により、上記の持続時間と異なる場合があります
増設ヘッドホン対応
別売りの専用ワイヤレスヘッドホン(MDR-RF7500)を増設することで、ワイヤレスの音声を複数の人で同時に楽しむことができます。受信エリア内であれば、ワイヤレスヘッドホンを複数台使用できます。



7.1chサラウンドを複数人数で楽しめる増設用ワイヤレスステレオヘッドホン
MDR-RF7500

DVDビデオに加え、Blu-rayが普及してきたことで、サラウンドサウンドの再生環境のニーズは高まっている。しかし日本の住環境においてサラウンドスピーカーの設置ができる人は限られているのが実情。そこで注目されるのが、映画館のような臨場感のある音声を再現する「サラウンドヘッドホン」だ。常に業界の先駆者であり続けるソニーのサラウンドヘッドホンはどのように生まれ、発展してきたのだろうか。その起源から最新機種「MDR-DS7500」までの進化を追ってみたい。

ソニーは今回、同社デジタルサラウンドヘッドホンの最新機種であるMDR-DS7500を発売した。より高音質化を図ったのと同時に、高さ方向、奥行き方向の音場も実現できる新バーチャル7.1chに進化しており。またHDMI入力を3つ装備したことで、より現在のAV事情に即した機種へと変化を遂げている。ソニーの角田直隆氏によると、このMDR-DS7500に至るまで、サラウンドヘッドホンには長い研究・開発の歴史があるという。その歴史の中で最初に位置づけられるのは、94年に発売された「VIP-1000」というヘッドホン。これは2chのヘッドホンなので、まったくサラウンドではないのだが、一般の2chのヘッドホンとは抜本的に異なる点があった。それは、これが世界初の「頭外定位ヘッドホン」であるということ。「頭外定位」、ちょっと聞き慣れない言葉だが、これについて角田氏は次のように説明する。「通常のヘッドホンは左右から音が入ってくる結果、頭の中で音が定位してしまう。これを頭内定位といいます。しかし、CDや映画サウンドなど一般的なソースはスピーカから音を出すことを前提に作られているため、頭内定位ではどうしても違和感を感じることがあります。そこで、まるでスピーカーから出た音をそのまま聴いているかのように、頭の向きを変えても音が聴こえてくる方向が変わらない「頭外定位」の技術をヘッドホンで実現しました。それが「VIP-1000」です」
では、どうしてそんなことが可能なのだろうか?「スピーカーの場合、右のスピーカーから出た音は当然右耳だけでなく左耳にも聴こえてきます。しかし、スピーカーの位置、方向によって右耳に入ってくる音と左耳に入ってくる音には若干の時間差があるのです。また、単に時間差のみならず、周波数的な変化も伴います。これをヘッドホンにおいてシミュレートするのが頭外定位を実現する基本となります。その計算に用いる式を頭部伝達関数=HRTF(Head Relayted Tracefer Fanction)と呼んでおり、それをDSPを用いてリアルタイムに演算していくことで、頭外定位を実現するわけです。VIP-1000はそれに加え、外部ユニットと組み合わせたヘッドトラッキングの技術を用いることで、どの方向に頭を向けても、音が聞こえてくる方向は一定になるようになっていました」(角田氏)そうした斬新なコンセプトを持っていたVIP-1000だが、その技術はその後、意外なところで活かされることになった。それこそが、「サラウンドヘッドホン」だ。

1990年代後半、DVDの普及に伴い、従来の2チャンネルを越える多チャンネル音声ソースは飛躍的にその数を増した。複数個のスピーカーを用意することで自分の周囲を取り囲むような臨場感あふれるサラウンド効果を実現する多チャンネルサラウンドだが、それをより手軽に、パーソナルユースで楽しむことを目指して登場したのがサラウンドヘッドホンだった。複数個のスピーカーを前提とした音響を、原理的には2chのヘッドホンで再現する。それを実現させたのが、VIP-1000に用いられていた頭外定位の技術であり、HRTFを用いたシミュレーションだった。それぞれのスピーカーから「左右それぞれの耳に届くまでの」時間差や周波数変化をDSPでシミュレートし、2chのヘッドホンにおいて擬似的に多チャンネルサラウンドを実現させるのだ。
1998年、世界初の5.1ch対応サラウンドヘッドホン「MDR-DS5000」がソニーから発売された。さらに2001年には、5.1chにリアスピーカーを加えた6.1chに対応した「MDR-DS8000」(このモデルはVIP-1000と同様のヘッドトラッキングを搭載していた)を、2005年には従来の赤外線コードレス伝送から、よりノイズの少ない2.4GHz対応のデジタル伝送に置き換えた「MDR-DS6000」がリリースされた。

* 頭内定位、頭外定位のイメージ
* サラウンドヘッドホンによる5.1ch再生音場のイメージ
* A B スピーカーから耳に達するまでの”音の変化”
* DSPが”音の変化”を性格にシミュレート

ちなみに、2005年のMDR-DS6000からは、サラウンドヘッドホンの音作りにおいて大きく方針が変更されているという。「MDR-DS8000までの音作りは、音楽ソースをリファレンスに利用して特性を調整していき、最後に映画サウンドでも確認する、という順序になっていました。しかし、サラウンドヘッドホンを使うほとんどのお客様は映画再生用途がメインです。そこでMDR-DS6000では、映画サウンドを中心にチューニングしていく試みをおこなったのです。その結果、エンターテインメント用途にマッチした非常に良い音質を実現でき、製品がヒットしたことでデジタルサラウンドヘッドホンの市場も明らかに一段大きくなりました。」(角田氏)角田氏によれば、そもそも音楽用と映画用では、低音に対する考え方が大きく異なるのだという。映画の音声はサブウーファーがあることを前提に音作りがされており、サブウーファーによる低音で恐怖感を演出したり、インパクト付けを行っている。そうした映画音声をヘッドホンでどれだけ再現できるかがサラウンドヘッドホンの音作りにおけるポイントになるのだという。また、MDR-DS6000はソニー社内だけで開発が進められたが、その後、2007年に発売されたMDR-DS7000では、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の協力も得て開発されている。「サラウンドヘッドホンは映画だけでなく、ゲーム用途にも適しているのではないかということで、SCEに話を聞きに行きました。PS3は音声のサラウンド効果をゲームの中心的エレメントとして位置づけており、事実、PS3用ゲームの多くは多チャンネルサラウンドに標準対応しています。SCEのエンジニアにお願いし、ゲームにおけるサラウンドの音作りについて、徹底的に教えてもらいました。」結果的に、多チャンネルサラウンド時代のゲーミングを見据えたこのコラボレーションは大成功。MDR-DS7000は大きなヒットをおさめ、2009年発売の後継機「MDR-DS7100」でも協力体制は引き継がれた。さらに、最新機種のMDR-DS7500では、SCEに加え、映画制作/配給/販売を行なうソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE) の協力も得ている。

* SPEからは、アカデミー賞受賞作などを手がける著名レコーディングエンジニアのGreg Orloff氏(左)、SPEサウンド部門ダイレクターであるBrian Vessa氏(右)などの監修を得られたという
「SPEへの協力要請については、かなり前から検討していたものの、制作拠点が国外ということもあり、なかなか実行に移せずにいました。ところが3年前、米国のSPEのスタジオを訪問する機会があり、そこでプレゼンテーションとデモンストレーションを行ったところ、音質に関するアドバイスを得られることになったのです。こちらとして、はコンテンツクリエーターの話をきちんと聞くことさえできれば、彼らを満足させる音が実現できるという自信はありましたので、非常に嬉しかったです。結果的には、シアター用に作られたサウンドを、サラウンドヘッドホンというかたちで家庭内で手軽に実現することが可能になったわけで、弊社とSPE、双方ともにメリットになったと思います。」(角田氏)こうしたコラボレーションの結果生まれたのが、最新機種「MDR-DS7500」だ。

* 最新の「MDR-DS7500」。ヘッドホンユニットとプロセッサユニットにわかれ、ふたつのあいだは2.4GHz帯で無線伝送される
* ヘッドホンユニットからプロセッサユニットの電源やモード切替など、あらゆるオペレーションが可能。イヤーパッドは低反発クッションを採用し、装着感は抜群。3Dメガネとの同時装着時の快適性も考慮されている
このMDR-DS7500は、MDR-DS7100と比較すると、どのように進化しているのだろうか?大きく向上したのは、やはりサウンド。まず、従来の、7.1ch水平配置音場だけでなく、高さ/奥行き方向をプラスした3次元の音場を再現できるようになった。また、エフェクトの「新」シネマモードでは、SPEのサウンドエンジニアの意見を元に徹底したチューンが施されており、映画スタジオが意図した理想的なシアターサウンドをほぼ再現できるようになったという。

* 3Dサラウンドに対応し、3D映像との親和性も高まった
「新」シネマモードのサウンドについて、角田氏はこう語る。「サラウンドヘッドホンの音の作りこみの中で大事なポイントは2つあります。それは音場の作り込みとトーンバランス。今回は、SPEが実際の映画をミキシングしているものをリファレンスにすることで、着実な作り込みができました。加えて、実際にSPEのミキシングエンジニアに定期にサウンド確認をお願いしたことで、よりクオリティーの高い音作りが可能になりました。」このようにして開発されたMDR-DS7500。ヘッドホンという小さな機材を使って映画のサウンドを映画館並みの音質・音場で存分に楽しめるということで、サラウンドサウンドの世界を大きく変化させそうだ。もちろん、ここにいたるまでには、いろいろな苦労もあったようだ。「そもそもデジタルサラウンドヘッドホンは高度な技術の集合体であり苦労は多いのですが、今回は音質に対するSPEの意見を確実に反映すること、HDMIをヘッドホン用に初実装するあたりで苦労しました。やはり映画業界とテクノロジー業界では、用語というか、使われる言葉が違うので、意思疎通という面で、SPEの要求を技術側がきちんと咀嚼し、反映できているかということについて、常に注意を払いました。一方のHDMIは、システムに対する要求がハード、ソフトともに非常に高いため、通常のヘッドホンの設計体制では取り扱いが困難でした。そこで、AVアンプを設計しているメンバーの多大な協力を得て、なんとか商品化に漕ぎ着けることができました。」(角田氏)HDMI導入のメリットは、なんといっても昨今のAV機器との接続性向上だが、それ以外にもDTS Master Audio、Dolby True HD、LPCMといった最高グレードのオーディオ信号フォーマットに対応し、さらなる高音質を実現できたことも大きい。

* 従来の入力に加え、HDMI4系統(入力3系統、パススルー出力1系統)が装備されたのがトピック。それにあわせ、対応オーディオ信号フォーマットも強化されている
こうして完成したMDR-DS7500は、まさしくこれまでのソニーのサラウンドヘッドホンの集大成的なものになっている。ヘッドホンでのサラウンドサウンドを聴いたことがない人が初めてその音を聴くとかなり驚く面もあると思うが、ぜひ一度どのように音が聴こえるのか試してみることをお勧めしたい。

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